NFTとは!?
昨今、注目の集まるNFT(エヌ・エフ・ティー)。
なぜ、そこまで注目されているかをご存知ですか?
理由は、NFTでお金を稼いでいる人がいるからです。
NFTで稼いだ人の事例をご紹介すると、NFTアーティストのナイラ・ヘイズさんは数年にわたりNFTでアートを販売し、そのアートの総売上はなんと1億8000万円!
驚くのはまだ早いです。
このナイラ・ヘイズさんの年齢は、なんと12歳という若さなのです。
「ナイラ・ヘイズさんはもともと才能のある人なんだ。」
そう思った方、安心してください。
ナイラ・ヘイズさんは元々アーティストというわけではなく、趣味で描いていた絵を売ってみたらいきなり人気が出た12歳の女の子です。
つまり、裏を返せばNFTでは誰もが稼ぐチャンスがあるということなのです。
◉この記事でわかること
- NFTが何なのか
- NFTを使って稼ぐ方法
- NFTで稼ぐための準備
今日からこの記事を読んだ人がNFTで稼げるように、NFTの始め方から稼ぎ方までを徹底解説します。
では早速、「NFTの意味」から順番にみていきましょう!
NFTの意味
NFT:『Non-Fungible Token』の略称。日本語では『非代替性トークン』
非代替性とは簡単に言うと、他のものでは替えが効かないものという意味になります。
要するに、他のものでは替えが効かないトークンがNFTってことです。
これだけ聞いてもイメージするのが難しいですよね。
では、この場合あなたならどうしますか。
あなたはヒカキンに描いてもらった世界に1つのサインを持っています。
あなたの友達はヒカキンのサインの偽物を持っています。
あなたの持っている「本物のサイン」と友達の「偽物のサイン」を交換できますか?
おそらく、答えはNoだと思います。
なぜなら、あなたは友達の偽物サインよりも、世界に1つの本物のサインに価値があると考えるからです。
つまり、ヒカキンの本物のサインは他のものに取って替えられないものであると言えます。
これが非代替性です。
しかし、そのサインが本当にヒカキンが描いたものであると証明できますか?
証明するためのNFT
NFTは、ヒカキンのサインが本物であることを証明してくれます。
それによって友達の作った偽物のサインが偽物であるとバレるのです。
なぜ証明できるかについては、トークンを知る必要があります。
トークン:ブロックチェーン技術により管理された暗号資産のこと
何のことかわからないと思いますので、わかりやすく説明します。
- 誰が持っているのか
- 誰が作者なのか
- どれだけの価値があるのか
これら3つを正確に証明できる資産のことを、トークンと言います。
NFTは、誰が所有していて、誰が作者で、どれだけの価値があるのかを証明してくれる、他のものでは替えが効かない資産のこと。
ざっくりとNFTについて理解を深めたところで、次はNFTで稼ぐ方法についてみていきましょう。
NFTで稼ぐことは可能なのか!?
結論、NFTで金を稼ぐことは可能になります。
NFTで稼ぐ方法は以下の3つになります。
- NFTで取引をして差額で稼ぐ(投資)
- 自分で作ったNFT作品を販売する(創作)
- NFTゲームを使ってアイテムやキャラクターの売買をする(投資・換金)
順番にみていきましょう!
①NFTで取引をして差額で稼ぐ(投資)
安く購入して高く売却する、いわゆる投資活動がNFTでは盛んに行われています。
特に「デジタルアート」や「音楽」はNFTとして多く取引されており、コレクターの需要によって価格が高騰することが多々あります。
自分の直感を信じて「この作品は将来、価値が上がる!」と、1,000円で購入したアートが、数年後に数百万円で売買されることもあります。
ひとつNFT作品の事例を紹介します。
NFT作品として有名な「Crypto Punks」は、約4年前は数万円で取引されていました。
24×24のピクセルアートで、世界中に10,000個だけ存在しているユニークなデザインが特徴のNFT作品になります。
しかし、現在は1枚あたり数千万円で取引されています。
株やFX、仮想通貨の投資と比べると複雑ではないので、投資初心者の方はNFTからはじめてみたほうが良いでしょう。
②自分で作ったNFT作品を販売する(創作)
自分でNFT作品を作って、販売することで売り上げを得て稼ぐ方法です。
デジタルアートでも音楽でも、NFT作品は多岐に渡ります。
NFT作品を作っている人をNFTクリエイターと呼びます。
◉NFTクリエイターの稼ぎ方
- 自分で作った作品を売却した売り上げ
- 作品の二次流通によるロイヤリティ
1つ目は作品を販売した収入で通常の物販と何ら変わらないので、説明不要ですね。
2つ目の二次流通によるロイヤリティとは、NFTの特徴的なポイントになります。
NFTには、作者が設定をプログラムできる仕組みがあります。
その一例として、自分の作ったNFT作品が転売されるたびに、作者である自分に転売額の一部がロイヤリティとして入金される仕組みがあるのです。
その入金額(%)も自分で設定することが可能で、転売されると自分に収入が入ってこない通常の物販とは違い、新しいクリエイターの稼ぎ方がNFTでは可能になります。
もし仮に、ロイヤリティを10%で設定した作品が、100,000円で10回転売されたとします。
その時、クリエイターである自分に入ってくるロイヤリティは10,000円(10%)×10回=100,000円になります。
③NFTゲームを使ってアイテムやキャラクターの売買をする(投資・換金)
最後にNFTゲームで稼ぐ方法についてです。
仕組みとしては、NFTゲームをプレイし、ゲーム内で獲得したNFTのアイテムなどを売却・換金することでお金を稼ぐことができます。
また、ゲームによっては自分だけのオリジナルキャラクターを作ることができたり、異なるゲーム間で価値のあるアイテムを共有できたりします。
ゲームにかけた時間が資産に変わるかもしれないなんて、夢のような世界ですよね。
実際、NFTゲームで生計を立てている若者がいるんだとか…。
では、実際にNFTを始める方法についてみていきましょう。
NFTのはじめかた
実際にNFTを始めるには4つのステップで誰でも始められます。
NFTで取引をする、特に投資目的で始める場合には元手となる資金が必要になります。
何かを売買するためには、まずは何かを買うお金が必要になると言うことです。
NFTアートは名の知れていないアーティストで1作品40,000円ほどで売られており、そこそこ名の知れた人で150万円ほどで売られています。
作品によって金額に差はありますが、ざっと余剰資金が100万円あるとNFT投資を大いに楽しむことができるでしょう。
そのためにも、100万円の余剰資金を作り出すためのプランニングが必要になります。
では、大学卒業後の初任給の平均でも22万6000円で考えてみましょう。
給料:22万6,000円
生活費:8万円
家賃と光熱費:6万円
残額:86,000円
ここで、生活に必要な貯蓄と余剰資金で分けましょう。
貯蓄の理想は収入の20%と言われているので、毎月45,200円の貯蓄ができて、余剰資金は40,800円となります。
40,800円を1年間貯めると、40,800×12 = 489,600円です。
100万円貯めるには、2年と1ヶ月の月日が経過します。
「周りが知らない間にNFTで稼ぎたいのに…。」
その思いを実現するためには、それなりに給与がもらえる職につかなければなりません。
そこで、給与の高い工場派遣での仕事がオススメです。
「派遣で稼げるなんてありえない!」と思った方は最近の工場の給与をご存知ないのだと思います。
派遣と聞くと、「重いものを持つ」とか「給与が低い」といったマイナスイメージがあると思いますが、実際は「女性も働ける」「額面で給与が30万円以上」の職場があるのです。
◉工場派遣の実態
- 女性でも働ける業務内容
- 資格や技術は一切必要なし
- 給与が総支給で30万円越
- 4)寮に住む費用が無料
総支給が30万円を越えていて、寮費がかからないので貯金に回せる金額が増えます。
給料:30万円
生活費:8万円
家賃と光熱費:0万円
残額:220,000円
手取りで24万円の給与で、生活費が80,000円と20%の貯金で48,000円、それらを足すと毎月固定でかかる費用は128,000円。
家賃が無料になるので、余剰資金は220,000円。
220,000×6ヶ月=1,320,000円
つまり、半年経たずに目標の余剰資金100万円を貯めることができます。
NFTで稼ぐための資金づくりに、派遣の仕事はまさにもってこいと言えるでしょう。
詳しくはこちらの記事で紹介していますので、一度ご覧ください。
NFTを始めるにはまず、仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)と呼ばれる通貨を購入する必要があります。
もし、まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方には『コインチェック』がおすすめです。
次に、仮想通貨のウォレットを作成し、イーサリアムをお金のように使うための準備をしましょう。
今回は、Google Chromeと互換性の良い「MetaMask」の作成方法を説明します。
Google Chromeの拡張機能に追加して、あとは「ウォレットの作成」を選択後、手順通りに作成していきます。
この記事では、NFT取引が最もおこなわれている「Open sea(オープンシー)」での連携方法を紹介します。
まずはOpen seaのサイト右上にあるウォレットのマークをクリック。
MetaMaskでサインインすればOpen seaでイーサリアム(ETH)を使って売買することができます。
これであなたも晴れてNFTデビューの完了です。
NFTはまだまだできたばかりの市場です。
その分、たくさんの可能性を秘めているので今からNFTの知識を増やしてみてはいかがでしょうか。