面接の逆質問って何？「特にありません」はNG？例文にて解説！｜カブキモノ

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逆質問は、転職活動で必ずと言っても過言ではありません。

しかし、逆質問はそもそも言語化することが難しかったり、言語化できたとしても上手く話せないといった理由から話すことが苦手だという候補者の方は非常に多くいます。

そこで今回は逆質問について、意図から、探し方、話すときのポイントまでまとめました。
ぜひ参考にしてください。

逆質問を設けている理由

・候補者に会社のことをより知ってもらいたい
・候補者の熱量をはかるため
・候補者と会話を行いたいため

逆質問の時間を設けている主な理由は、会社のことを知ってもらうためです。

転職活動では、会社説明会などを挟まずに面接に行くパターンが非常に多いため、企業側は候補者への情報提供を行い、自社のアピールはもちろん求職者との相性をはかりたいと考えています。

「こんな会社だとは知らずに入ってしまった…。」

入社後のギャップが大きく、早期離職となってしまうと、双方ともに辛いものです。

そのために、逆質問の機会を設けている企業がほとんどです。

しかし、純粋な情報提供だけではないということも逆質問でおさえておくべきポイントです。

候補者の熱量をはかり、コミュニケーション能力を見極めます。

しっかりと事前に準備をして、双方ともに有意義な時間を過ごせるようにしましょう。

「質問は特にありません。」
これは、自分が会社への興味が無いということを伝えているようなものです。

逆質問の用意するうえでのポイント

HPに書いてあることは聞かない

「どのような製品を売っているんですか？」
「御社の強みを教えてください。」

こんな質問をしていたら、面接官に悪印象を持たれてしまいます。

逆質問で、自分で探し出せる情報を聞くことはオススメしません。

マッチングアプリで、自分のプロフィールに書いた情報を聞いてくる人って非常にめんどくさいですよね。
1日に大量の候補者と面談をしている面接官はその感覚に近いです。

逆質問では、自分で探し出せる限界まで探したうえで分からないことを聞くことを心がけましょう。

次の面接で活用できるような質問を準備する

①「御社の強みは○○だと認識しています。しかし、競合他社Aも強みを○○だと記載しております。御社は競合他社Aとの違いをどのように認識していますか？」
②「御社の中期経営計画にて5年後に○○となると記載していますが、そのうえで社員に期待していることや、より強化をしていきたいと考えていることは何ですか？」

質問①を聞くことによって、志望動機にて「競合他社ではなく、御社を選んだ理由は○○だからです。」と話をすることが出来ます。

質問②を聞くことによって、自己PRで「御社に入社をしたら持ち前の○○を活かして、○○（社員に期待していることやより強化をしていきたいこと）といった形で活躍をしたいと思います。」と話をすることが出来ます。

このように計画的に逆質問をすることによって、自分の武器になるのです。

一度、志望動機や自己PRを振り返ってみて、自分が語ることの出来ないことを整理してみてから、逆質問に挑むことをオススメします。

逆質問を行う際のポイント

どこまで分かっていて、どこからが分からないのか？をちゃんと伝える。

「御社の今後の展望について教えてください。」
↓
「御社は直近海外の工場も毎年のように増やしており、グローバル化を図っていると認識しています。そのうえで、今後どのように海外でのシェアを伸ばしていくのか。国内とのシェア比率はどのように変化をしていきたいと考えているのかを教えてください。」

このように自分がどこまで分かっていて、どこからが分からないのか？を明確に伝えることによって、より具体的な回答を求めることが出来ます。

また、面接官に熱意が伝わるため、印象を付けることが出来ます。

抽象的な質問がすべて悪いとは言えませんが、自分の得たい情報はを得るためには、質問の時点で方向性を整えておくことで、双方にずれが生じずらくなるため非常にオススメです。

面接官の役職・職種によって質問を使い分ける。

面接では主に人事、現場役職者、役員が出てきます。

普段行っている業務や求められる働き方が異なるため、全員に同じ質問をすることはオススメしません。

例えば、人事に”今後の展望について”を聞くよりも、役員に聞いた方がより解像度の高い回答を得られるでしょう。
営業の方であれば、”競合差分”は現場の役職者である営業部の部長などに聞いた方が良いでしょう。

このように立場によって質問の使い分けを行うことをオススメします。

まとめ

ここまで転職活動で必ず聞かれる逆質問について大切なポイントをまとめました。

転職活動はいかに良い印象を持ってもらえるかが大切です。

設問の意図を理解して、前もって準備をすることでスピード感を持って進めていきましょう。

もし、就職・転職活動を進めていく中で困ったことがあれば、ぜひカブキモノにご相談ください！