高卒起業者の成功確率は?

起業して社長になった人は、いい大学を出ていて、頭も良いイメージがありますよね。
自然と早稲田、慶應、上智などを連想してしまいます。
しかし、東京商工会リサーチの2016年の調査で、社長の最終学歴の約40%が高校卒業だということがわかりました。
この調査では社員から社長になったケースなど様々な背景も含まれるため、一概にこれが全てとは言い切れませんが、社長になるために学歴が必要ないことは理解できると思います。
そこで本記事では高卒で社長になって成功した有名人物、高卒で起業をする際に考えられる壁を紹介した後に、どんな人が成功しやすいのかをご紹介していきたいと思います。
どんな人が高卒起業者なの?

それでは、一体どんな人が高卒起業者なのでしょうか。
有名な人物で例を見ていきます。
瀬戸 健|RIZAPグループ株式会社

「結果にコミットする」で有名なRIZAPを立ち上げたのが、明治大学を中退した高卒の瀬戸健さんです。
24歳の若さで立ち上げたこのRIZAPは今では大きく発展し、従業員7,000人を超える大企業となっています。
ダイエット事業にビジネスチャンスを感じ、自らの成功体験を元にRIZAPを立ち上げました。
前澤 友作|株式会社ZOZO

今では多くの方が利用している「ZOZOTOWN」を立ち上げたのが、早稲田実業高等部に通いながらも、大学に進学しなかった前澤友作さんです。
以前に宇宙に行ったのでも有名ですね。
彼は若くして立ち上げた起業(後にZOZO)が大成功し、日本最大級のアパレル通販サイトまで登り詰めました。
鎌田 和樹 UUUM株式会社

はじめしゃちょー、東海オンエア、フィッシャーズなどのYouTuberが所属するYouTube向けのマネジメントプロダクションであるUUUMを設立したのが鎌田和樹さんです。
彼は高校卒業後に株式会社光通信に入社し、10年ほど在籍したのちにUUUM株式会社を設立しています。
YouTuberに可能性を感じていた鎌田氏は、HIKAKINとの出会いをきっかけにONSALE(後のUUUM)の設立に踏み切りました。
高卒起業をしていく中でぶつかる壁

先程、高卒で起業し、成功を果たした方々を紹介しました。
少しは高卒で起業できる可能性を感じていただけたでしょうか。
しかし、高卒で起業をする方がぶつかるであろう壁がいくつか存在します。
ここでは主に2つの壁をご紹介していきたいと思います。
資金の壁
先ず最初にぶつかる壁は、資金の壁でしょう。
会社を設立するためには、登記が必要です。
株式会社の場合は約25万円で登記をすることが可能です。
登記に必要なもの
- 収入印紙代:40000円
- 認証手数料:50000円
- 謄本手数料:2000円
- 登録免許税:150000円〜
これらは法律で定められているため、節約は不可能となっております。
これとは別に開業費として、一人で始める場合では、 PC、マイクロソフトオフィス、文具、インターネット、名刺などでおよそ12万円ほどがかかります。
これが3人ほどの複数人となると、オフィスやデスク、椅子なども加えて、最低でも200万円ほどは用意する必要があるでしょう。
高卒の方を含む、どの起業者にとっても、この資金の壁は避けては通ることはできません。
稼ぐことができる職場である程度貯蓄しないと、会社を設立するために時間がかかり、ビジネスチャンスを失ってしまう可能性もありますね。

人脈の壁
次にぶつかると考えられる壁は人脈の壁です。
中には「そんなこと大卒とさほど変わりはない」と言う方もいますが、やはり大卒の方と比べると、高卒の方の人脈は狭くなってしまいがちです。
大学時代の友人、先輩、後輩が就職している可能性が高いため、人脈だけで仕事が取れることもよくあります。
高卒となると、周りの友人、先輩、後輩は、進学していることが多いため、人脈にも限界があります。
このような理由から、一概には言えませんが、人脈の壁もぶつかりやすい壁の一つです。
どんな人が成功するの?

強い動機がある人
起業が成功する人は、熱い動機を持っていることが多いです。
「何のために私は起業をするのか」
「社会にどのように貢献するのか」
「どんなことを成し遂げたいのか」
などを明確にすることで、たとえ困難や高い壁のぶつかっても、耐え切ることができるでしょう。
動機が「お金を稼ぎたいから」や「起業家になりたいから」だけだと、目標は叶うかもしれませんが、将来のビジョンやモチベーションが無くなっていく可能性があるため、起業家として成功するには難しいと言えます。
起業をして事業を進めていく上であらゆる課題・困難に出会うでしょう。
そこで多くの起業成功者はその課題・困難に立ち向かう武器として「強い動機」を持っているという特徴があるのですね。
常に向上心がある人
事業を始めていく上で、失敗やトラブルは付きものです。
それも一度だけではなく、何回もするのが普通です。
そこで挫折してしまう=向上心がない人は起業に失敗する可能性が高いと言えます。
失敗やトラブルが起きても前向きに物事を捉え、行動していく人や「次は絶対に成功してやる」という心を持った人、つまり向上心がある人が起業に成功する可能性が高いです。
多くの有名起業家は私たちの知らないところで、多くの失敗を経験しています。
そこでも挫けずに向上心を持って行動してきた人が、有名な起業家として認知されるのですね。
人脈を活用できる人
起業をする上で、多くの人からの協力を得ながら事業を成長させていくのは一般的なことです。
そのため、人脈を上手く活用する人は多くのビジネスチャンスを掴み取ることができるでしょう。
しかし高卒の方だと、大卒の方と比べて人脈が少ない可能性が高いです。
コミュニティやオンラインなどのイベントに参加し、積極的にビジネスに関する人と話をすることで人脈の部分をカバーすることができます。
その行動のおかげで起業に協力してくれる企業、または人が見つかる可能性も大いにあるでしょう。
そこで必須になってくるのがコミュニケーション能力です。
このコミュニケーション能力は書籍で学ぶこともできます。そこで学んだ知識を実践で使用していくことで、コミュニケーション能力は飛躍的に上がるでしょう。
一見遠回りだと見える行動も、後には大きな役割を果たすこともあるので、今すぐ行動することをオススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか。
起業をする上で必要なことは理解していただけたでしょうか。
強い動機や向上心、コミュニケーション能力は努力次第で手に入れることができます。
この記事を見て、「起業をしてみよう」と思ったけど、人脈と資金がないと感じたあなた。
人脈に関しては、起業家を育成する学校に通えばある程度は手に入れることができます。
しかし費用はスクールによって変わりますが、質の高い授業を受けるためには約500,000円かかることもあります。
またスクールに行かず起業をする人でも、登記とオフィス、PCや椅子などを揃えるとなるとこちらも約500,000円かかってしまうこともあります。
そのためには、ビジネスチャンスを逃さない短期間で貯金ができる職場で働く必要があります。
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